コミケ96・3日目の一般待機列について、全く想定していあまり使いたくなかった東駐車場へ一般待機列を誘導したり、その列を長時間放置したり、
順番を前後させて後から来た人たちより遅く入場させた問題について。
いくつかのまとめを読んだだけです。現場にはいなかったため、まだ雑感
①準備会側に説明して欲しいのは、まず第一に今回の失敗がどのようにして起こったかを明らかにして欲しいということ。
「○時▽分に△が××という情報を元に◇◇という決断を下した」
その結果、今回の様な事態を引き起こしてしまったという経緯の説明。そしてその後にもちろん対策です。
これは別に特定の個人の責任を問うためではなく(ありがちな代表者の土下座とか頭丸坊主とかなんて無意味ですから)、
今後同様の事態を発生しない様にして欲しいため。
冬コミで凍死者が出ました→どうして止められなかったっ!夏に同様な事態が起こっていたのにっ、と言われないように対策を取って欲しい。
②準備会側から、覚悟が出来ていない人が増えているからとかいう逃げ口上を出さないで欲しい。
今回の事態は徹夜組も有料リストバンドも一般参加者の装備不足が原因ではなく、単に、
「想定していなかった誘導をしてしまった」ということが原因以外の何物でもないと思います。
ヘタな言い訳は信用を失います。
③もう「全員が参加者です」という精神論というか、建前は限界が来ていると思う。
徹夜組でも待機列からでも、死人がでたときにそんな言い訳が世間一般には通らないと思います。
全方面から全力で叩かれたときに、『自己責任』で逃げられません。
徹夜組の廃絶への取り組み、リストバンドの収入に対する支出の内容公表、砂漠の様な駐車場へ放り込んだ事に対して
どのような対策を講じたかをまずしっかりやってそれを説明していただきたい。
「想定外の人数の参加者が朝、来てしまった」のなら、『待機列を置く場所が無くなったらどうすべきかを考えていませんでした』ので、
その結果、東駐車場に送り込んだ人々の対策がダメダメだったのです、すいません、としっかりと筋道だって公表を。
入場の順番というおそらく当事者全員が注視しているオペレーションを誰がどのように統括していたか、できていなかったのか、
そもそもトラブルが発生したときの対応体制は?など問題点は多いです。
やるべき事をやってから初めて「参加者への危機意識」を求めるべきであり、最初から精神論(建前論)に走るのは日本人の悪いところです。
最終的には組織の崩壊に繋がります。
④今回のことで準備会は一般参加者からの信用をかなり失いました。
少なくとも駐車場で直射日光に苦しめられた挙げ句、入場順で後回しにされた当事者の方々の怒りは相当なものだと思います。
この人々が「反コミケ」の側に立たれたら今後のコミケの存立を危うくするのではないでしょうか。
スタッフの言うことに正直に従って体調不良となって引き返したりした人がどういう感情をコミケに持つか想像に難くありません。
今回の事態に対する処理は事細かに今後公表を、しかも速やかにおこなうべきでしょう。
『正直者が馬鹿を見る』をそのまんまやってしまったのですから。
今後も状況を観測していきたい